freeeにて2020/01/01-2020/12/31の期間で年度締めを行い、確定申告書類の作成を選びます。すると、「確定申告書B」と「収支内訳書」が表示されました。
印刷すると、申請用と控え用が印刷されます。この申請用の書類で申告すれば良いのですが、どうやって?
去年まではe-Taxの「確定申告書等作成コーナー」から表示に従って申請していました。
今回、書類は出来上がってますが、その数値を転記するだけなら、少し手間ですが、作成コーナーから申請してみることにしました。
ここで、注意なのですが、対応ブラウザでないと申告できません。クロームでも拡張機能の追加で対応出来るようになったみたいですが、私はIEで申請しています。ウィンドウズ10ですが、画面下辺のツールバー左の検索窓に「IE」と入れると、
と検索結果が表示されます。「Internet Explorer」を選択すると起動します。
他にも、いくつかのアプリが最新である必要があり、毎年この事前準備に時間を取られますが、止む終えません。初めてだとアプリのインストール、最新版の確認と続きます。このあたりで電子申請を諦めたくなってきます。
あと、検索に「確定申告書等作成コーナー」と入れて検索しても、作成するページではなく、解説ページというか、国税庁のページではあるけれど、冗長なページへのリンクが並び、そのページから作成コーナーへのリンクがあるかというと、無かったり分かりづらかったり。これも、事前準備が出来てないと作成出来ないからなのかもですが、不便ですし、とにかくわかりにくい。先のアプリの最新版の件もですが、もっと利用者の立場に立ってもらわないと、使う人は増えないのではと危惧します。
さて、事前準備が終わったら申請するのですが、最初に「収支内訳書」の作成を行います。そうすることで、入力内容を申告書の作成に引き継ぐ事が出来、また流れに沿って進んでいけば、「申告書B」と「収支内訳書」を同梱で送信出来ます。
また、固定資産税の計算部分を省略すると、その計算書を別途添付せよとなるので、省略しないで入力しましょう。内容はfreeeの場合、固定資産台帳の内容と同じなので、その内容を転記するだけです。
私は最初に申告書の作成を行いましたが、送信にあたって、収支内訳書はどうするのかわからなくなり、作成は一旦中断して、収支内訳書の作成に進みました。そうすると、収支内訳書の作成後にそのまま申告書を作成すれば、データは引き継ぐし送信も同時に出来るという案内がありました。で、そのまま2度目の申告書作成に入りました。
主な数値は収支内訳書からすでに転記されているので、2度目なので面倒だとは思いましたが、再入力していきます。ただ、固定資産税の計算部分は最初スキップしてしまいました。これは、仕分けとかの帳票と同じ扱いで結果だけで良いかなと判断したからでしたが、先に述べたように、添付を求められるので、省略しないようにしましょう。
また、会社名の記載箇所があります。売上金をもらう相手、私の場合はウーバーイーツになるのですが、その住所や正規の会社名を調べるのに苦労しました。アプリのヘルプとかには出てないみたいで、PCでヘルプの中の「特定商取引法による表示」というページでやっと探り当てました。変更が多いからなのか、あるいは素性を隠したいからなのか、色々憶測してしまいます。それによると、
<代表者氏名>
Pierre-Dimitri Gore-Coty
<住所>
Mr.Treublaan7,1097 DP Amsterdam, Netherlands
<日本事業に関する照会先>
Uber Eats Japan合同会社
〒106-0032
東京都港区六本木1丁目9番10号
<電話番号>
代表電話番号(総務部):03-4405-7618
この<日本事業に関する照会先>を会社名としました。本社はオランダのアムステルダムにあるんですね。
さらに余談ですが、売上金はドイツの銀行から振り込まれています。UFJを使っているので、普通に国内からの振り込みと変わりませんが、他の金融機関だと本人確認の書類の提出とかを求められ、最初の振り込み、または振り込み毎に時間も手間もかかるそうです。UFJで良かったと思いました。
で、海外からの送金なので、関税とか手数料とか色々かかるはずなのですが、それらはすべてウーバー側が持ってくれているそうです。なので、配達員の我々は特に何も気にせずに海外からの送金を受けていられるそうです。
では、申請作業にもどります。
「収支内訳書」「申告書B」を作成して、送信のページになるのですが、「他の添付書類があるかどうか?」という質問が、デフォルトでは「あり」になってます。これは「無し」にチェクしてすすめば、「申告書B」と「収支内訳書」はちゃんと同梱されて送信されます。ちょっとした事ですが、私はここで「収支内訳書」を選ぶのかと悩みました。このあたりの表現もなんとかして欲しいです。
申請はこれで完了。計算された所得税は5月までに支払います。銀行のネットバンキングから払おうと思ってます。ペイジーですね。
ペイジーで送金する場合、以下の説明があります。(メッセージボックスより引用)
「ATMやインターネットバンキング、モバイルバンキング」をご利用の際に以下のとおり入力してください。(控えを取るか、印刷されることをお勧めします。) |
収納機関番号 | 00200 |
納付番号 | 利用者識別番号を入力してください。 |
確認番号 | 納税用確認番号を入力してください。 |
納付区分 | 7209317386 |
有効期限 | 令和03年05月10日 |
納付金額 | ****円 |
納付先 | 豊橋税務署 |
納付金額 | *****円 |
この「確認番号」として使う「納税用確認番号」についてです。これについては、国税庁のヘルプページがあります。ここで注意するのは「既に登録されたものを入力する項目ではありません」という文言です。
私はまだ試していませんが、以前の支払いでこの「納税用確認番号」を登録しています。その番号を使えば良いと考えていましたが、このヘルプの表現では、支払いのたびに自分で好きな番号を設定しなければいけないようです。ですが、e-Taxアプリ(PCにインストールされたアプリ)には、この「納税用確認番号」の再設定が出来る機能があります。ということは、一度設定すれば、おそらく「利用者識別番号」が同じなら何度でも使えるのではないかと思ってしまいます。どうなのでしょう。
実際、支払ってから、その結末をまたレポートしたいと思います。