会計は素人なので、色々と悩んでいましたが、多分これで良いだろうというスタイルに落ち着きました。(あくまでfreeeを利用する前提です。)
参考になる情報を色々探していたのですが、会計ソフトの紹介みたいなページが多く、また専門的なページは理解が出来ず、でも、読書百遍ではありませんが、なんとなくこれで行こうというスタイルにたどり着きました。
まず、事業専用の銀行やクレジットカードは作ってないので、自動で同期というfreeeのおそらく一番の利点は使わないことにしました。全て手入力。
一度同期設定をしてみたのですが、事業と無関係な取引が圧倒的に多いので、その処理に悩みました。全て事業主貸・事業主借で処理するのも、事業と無関係なのに記録するのは変だなと思い、では削除するとなると手間がかかります。
事業で必要な収支は、私の場合はそんなに多く無いので、手入力の方が簡単で悩まない事に気づきました。
また、口座という仕組みも、最初はクレジットカードでの支払いはクレジットカード口座から直接やりとりして(決済)完了としていましたが、会計の情報を見ていると、どうもそれでは駄目なようです。
売上に関しても、銀行へ振り込まれた日付で銀行口座へ収入があったとして決済完了にしてましたが、これも、売上が発生した日毎に管理しないと、発生主義とは言えないようです。
11月になってから1月からの記録を全て見直す事になったのですが、幸いfreeeの機能を使って修正する事が出来ました。
とはいえ、日々の売上とかは改めて入力する必要があったり、勉強しながらなので、数日は修正に時間がかかったのは確かです。
1:売上の記録方法
売上が発生した日毎にその金額を売掛金として入力。いままでは毎週の振込だけ記録していたので、1月からの売上を新たに入力しました。(打ち間違いがあり、売上金額が合わなくて後から修正が大変だったという話はまた別稿で)
売上を収入の未決済として記録すると、自動的に売掛金として記録されます。
プロモーションがある時は詳細登録として、以下のようにしました。
記録の一覧には以下のようになります。(赤枠部分)
決済は、振込があった日を決済日として、一括編集します。
「決済する」をクリックしても、この取引画面に新たな取引としては何も表示されません。チェックしたそれぞれの取引内の決済の項目と仕訳が変更されるだけです。
銀行振込は週毎の合算ですが、手入力で週毎の決済をまとめる方法がわからないので、今は日々の売上それぞれの取引毎に決済しています。なので、合計の確認は別途必要です。
(決済がこのようになるので、1月から売上の振込を振込日に登録していましたが、これは全て削除しました。)
私は売上などの管理は別途エクセルでも行なっていて、必要なものだけfreeeへ登録する方法をとっています。なので、エクセルの集計を確認しながらfreeeへ登録しています。
そして、freeeをあえて使う理由でもあるのですが、レポートの総勘定元帳を表示し、取引先で絞り込むことで、売上・売掛・現金・口座の状況を確認できます。
現金は現金受けの金額です。
UFJは銀行口座です。APIが付いてますが、同期はしていません。
銀行口座の貸方の3円は、振込金額が売上合算とマイナス1円ズレていた時の処理が反映されています。(1円マイナスは3回あった。)
振り込まれる金額は、日々の売上の合計額と違う事があります。1円多かったり少なかったり。サポートに問い合わせると、為替レートの換算とかが原因だそうです。
また、ブーストが反映されないなどの不具合の調整などを反映させる為に金額が変動します。
このような金額の差は、別途売上として登録してます。マイナスの時は支出とし、勘定科目の「その他」にある「売上高」として記録しています。
プラスの時は普通に収入の売上高として登録してます。プラスでもマイナスでも備考に「売上額修正分」とメモしてます。
本来は品目とか使えれば便利そうですが、使い方が良くわからないので、備考欄のメモを統一することで代用してます。メモには、「ガソリン」「売上額修正分」「プロモーション」など、共通するメモ以外には消耗品の名称、「USBコード」などを記録しています。
共通名称は頭を入力するとリストに表示されるので、同じ名称の入力は簡単です。
freeeの一括編集機能は今月中に補強されるそうですが、今のところは現状の一括編集機能だけで十分です。
2:クレジット払いの修正
クレジット払いは、購入した時には未決済の支出として登録します。
ガソリンは車両費で登録すると、自動的に「未払金」で仕訳されます。売上は事業で得ているので「売掛金」ですが、ガソリンは補助的な費用なので「買掛金」ではなく「未払金」で正解のようです。
今までクレジットで払った(購入した)その日にクレジット口座で決済済として登録していました。そして、引き落としの時に、銀行口座から振替で対応してました。
しかし、このやり方だと、クレジット口座が勘定科目で出てきます。口座からの引き落としは口座振替とし、金額の移動で対応していましたが、これで仕訳とか良いのかどうか不安でした。なので、取引全てを修正することにしました。
freeeの一括編集機能で複数の取引の修正が可能だったので、この作業は売上の変更よりは楽でした。
一括編集で、取引をクレジット会社ごとに選択し、その取引先にクレジット会社名を入力。
さらに、一括編集で全て未決済にする。
これで、クレジット払いの取引は全て未決済になり、取引先でクレジット会社毎にしぼりこめるようになりました。
口座振替の記録は全て削除。クレジット口座も全て削除。
クレジットの引き落とし日に、対応する取引をまとめてチェックし、一括編集で決済完了(「決済済み」)にします。
クレジット払いもエクセルで別途管理していたので、そのデータを確認しながら修正しました。
この修正で、全てのクレジット払いは、取引日と決済日が正しく記録されました。
クレジットの明細とか見れば、日付や取引の確認は簡単です。あと、取引先で絞り込めば、それぞれのクレジット会社毎の集計の確認も可能です。
仕訳も以下のようになり、実態に合いました。
給油した時の登録の仕訳
固定資産については、別途報告します。
あと、家事按分とか面倒なことがいっぱいです。