ブログの再開

体の怪我はほぼ回復したようですが、半年以上、寝るか座っていたので、体力ガタ落ちです。

痛みがなくなると現金なもので、またウーバーイーツの配達でもしてみようかなっと。

というわけで、このブログを再開します。

確定申告対応~帳簿はつけるだけ無駄では?

今回の再開にあたって、まず確定申告対応について。

今まで売上は個人事業主の事業収入として考えていました。

ネットの情報を探してみると、多くが青色申告を推奨しているし、帳簿もfreeeとか弥生会計とかの使用を勧める記事が多いです。

私も、税金がからむので、freeeを有料契約し、会計の勉強をしつつ、なんとか確定申告を済ませました。もちろん、帳簿も完璧(と思う)です。

なのですが・・・

以下は去年の申告書Bの収入部分です。

公的年金は雑所得で、支給額は3割減額の74万円ほどです。この金額の場合の所得はマイナス60万円されて、14万円ほどです。(支給額が60万円未満だと所得は0。つまり非課税)

一方、事業収入、つまりウーバーの売上は120万円ちょっと。月平均10万円をなんとかこなせたことになります。思ったより上出来でした。

経費を差っ引いて、所得は60万円ほど。

なので、総所得は75万円と計算されています。

所得税はこの所得から基礎控除48万円と社会保険料の約20万円とを引いた金額が課税所得額になります。私の場合は、64000円。所得税は5%なので3200円でした。

元々、ウーバーを始めたのは、減額支給される年金の補填が目的だったので、年額で所得30万円以上が目的でした。なので、バイクの買い替えはあったけど、まあ順調だった思います。

さて、事故後のこれからなんですが、雑収入にも経費が認められています。金額によっては特に帳簿が無くても、領収書の束で充分だそうです。

事業所得ではなく雑収入としてそのまま経費を無視してみる

去年の私の場合、この程度の事業規模であれば、雑収入で申告したほうが良かったようです。

良く目にする、青色申告だと最高で65万円の特別控除がある、とか、白色だと10万円の控除だ、などなど。

しかし考えてみると、120万円をそのまま経費を引かずに所得にすると、所得は120+17で、まあ140万円。基礎控除と健保分48+20の68万円を引くと、課税額は72万円。

200万円未満の所得税は5%なので、所得税は36000円。

一方、freeeには年13000円ほど支払いました。他にも、帳簿作成の為の時間とかバインダーの購入とか考えると、36000円の税金を払ったほうが断然楽です。

領収書を保管する手間をかければ経費を計上できます。ガソリン代とか駐輪場代など領収書さえあれば、難解な帳簿なんて不要です。

去年の貸借対照表によれば、車両関係のガソリン代とか整備費用の合計は15万円。

バイクの買い替えが無ければ、この程度の経費です。家事按分を事業9割とすると、減税額は数千円。何もしないのが一番のメリットなのではないかと思えます。

事業として帳簿をつけ、青色申告するメリットは何だろう

では、売上金額がいくら以上なら、青色申告すべきなのでしょう。

国税庁のHPによると、青色申告の特別控除額は令和2年度から55万円になったそうです。基礎控除額が10万円増えて48万円になったので、名目では控除額は同じです。

国税庁のHPでは、10万円、55万円、65万円と色々出てきてわけわかりません。)

基礎控除48万円と青色申告特別控除額55万円の合計は103万円。

所得金額(収入ではない)から健保などの金額を引いて48万円までなら、非課税です。あとは、所得税をいくらまでなら容認できるか、です。

青色なら103万円まで非課税。

199万円だったら、青色だと96万円の5%で所得税は4.8万円。一方、青色でないと151万円の5%なので所得税は7.6万円。約3万円の差がありますが、会計にかかる経費を考えると、労力の方がもったいないと思ってしまいます。

であるのに、なぜネットの情報では、やたら青色申告を勧めるのでしょう。いや、その為の会計ソフトを買わせる為の誘導では、と勘ぐりたくなります。

白色申告と10万円、20万円の話

話は変わりますが、白色申告は10万円の特別控除があるというネット記事が多いですが、青色申告でも準備する帳簿の種類によっては10万円の控除額になるという話のことなのかなっと思ってますが、何かそういう白色申告制度があるのでしょうか?

私の理解では、確定申告は青色申告以外は全て白色申告。

青色申告でも、簡易な帳簿で済ませる事も可能で、そのばあいの特別控除額は10万円になる。

という事では?違っていたらごめんなさい。

あと、雑収入に20万円の壁があるという話ですが、そもそも所得税は全ての所得を合算したうえで所得税を決めるので、20万円の根拠は何なのだろうと思っていたら、所得の全てが公的年金だけの場合で雑所得が20万円以下なら確定申告はしなくて良いという事らしいです。

雑収入で充分です。税金分は楽しましょう。

以上から、家計簿と経費分の領収書は残しますが、有料会計ソフトを含めた帳簿の作成はしない方針で今後はやっていこうと思います。

通帳で雑収入(年金・事業共)は確認できるし、経費を計上しなければ脱税はありえないし。経費を計上するにしても領収書と現金主義なら家計簿程度で充分管理できるし。

特に今年は、事故までの収入は少ないし、この先年末までの収入を合わせても課税額は48万円には届きそうにないからね。

事業の再開の手続きだとか帳簿をどうしようとか、色々悩んでいましたが、実質2万円で全てから開放されるなら、そっちを選ぶことにします。